「現代の子どもに必要な(姿勢教育効果)のあるイス」
野井真吾氏
現代の子ども達の姿勢の崩れは、運動不足による筋力の低下や筋肉感覚の鈍化、テレビやゲーム、スマートフォンなどの神経刺激による睡眠の質の低下などが原因と考えられます。
さらに、子ども達が使用する机や椅子に対する意識の低さも問題だと思われます。カラダに合わないモノを使っていればどうやっても姿勢が保てなくなりますし、姿勢の悪さは集中力を低下させます。
教育現場の先生たちの意見をとってみても、授業中の子ども達の背中がぐにゃっとしてるだとか、腰痛や首・肩のコリを訴える子どもたちがいることが分かっています。
まずは、日中に太陽の光をしっかり浴びて運動をしたり、昼夜のメリハリをきちんとつけた生活を送る事がとても重要です。
その上で、周囲の大人にはアーユル・チェアーのように自然と正しい姿勢が取れ、悪い姿勢と良い姿勢の違いを子ども自身が感じることができるような「姿勢教育的効果」があるものを、選んでもらいたいと 思います。
こういった椅子が広まることで、子どもたちの姿勢を正すことが期待できると思います。